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Apple Watchの微妙な現状? 購入者は2%、用途は「時計代わり」

2015-08-28 13:10:04


 シード・プランニングは27日、Apple Watchの発売が市場に与えた影響を計った「ウェアラブル端末購入動向調査」の結果を発表した。調査時期は6月で、スマートフォン/タブレットユーザー1,000人から回答を得た。

 それによると、Apple Watchが今年4月に発売されたことを「知っている」と回答したのは全体の87%で、13%は発売を知らなかった。全体のうち「すでに購入して使っている」という人は2.1%。「購入を検討している」人は7.7%だった。

 Apple Watchが発売されたことでウェアラブル端末を「使ってみたいと思うようになった」という人は8.4%。「興味を持つようになった」21.7%と合わせて、約3割がApple Watch発売によりウェアラブル端末に対する興味が上昇したとみられる。

 一方で、Apple Watch購入者21人に、主な使い方について質問した結果、「腕時計の代わりに使っている(主に時間確認)」47.6%がもっとも多かった。以下、「iPhoneが見られない/見にくいときに、サブ機器として主に活用している(メール確認、ハンズフリー通話など)」28.6%、「ファッションアイテムとして使用、機能はあまり使っていない」14.3%、「脈拍や運動量測定など、主に健康管理に活用している」9.5%の順となっている。Apple Watchがポテンシャルを充分に発揮しておらず、腕時計やスマホ画面の代替品にとどまっている現状だといえる。

 また、非購入者979人に、Apple Watchについて、どのような印象を持っているかを聞いたところ「デザイン性」「便利そう」「値段が高い」がトップ3となった。課題としては、「バッテリーに不安」「単独機能の不足」「スマホのサブ機器or腕時計として価値が分からない(スマホで賄ったほうが便利/メリットが今1つ分からない/時計としての魅力に欠ける…)」などがあがった。
冨岡晶

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