こんにちは。弓月ひろみです。Over40世代のiPhoneユーザーの男性に"持ってほしい"と思う好感度抜群のiPhoneケースを紹介する連載、5回目です。さて本日も、40代のモテに大切と思われる「オジサンっぽくない」「色気がある」「清潔感がある」弓月主観のモテケースを、ご紹介いたしましょう。
今日はHUKUROの「iPhone 手帳型ケースタイプ」。日本最高峰の栃木レザーを使ったケースで、ベジタブルタンニンにこだわっているとか。ベジタブルタンニンって私もなんだか知らなかったのですが……化学薬品を一切使わず、ミモザの樹皮から抽出されるタンニンを用いるという、世界的にも希少なタンニン鞣し(なめし)なんだそうです。繊維を潰さないようじっくりと時間をかけ、繊維の奥までタンニンを浸透させていく栃木レザー拘りの製法。耐久性のある質の高い美しい革にするために、3カ月、20以上の工程を経ているとか。成形も、職人が一つひとつ丁寧に作っています。
さわってみると、吸い付くように、なめらか。本革ならではのツヤと重厚感があります。特筆すべきは「右手持ち」と「左手持ち」それぞれ別々のバージョンになっていること。写真を見て頂くとわかるのですが、右開き・左開き、別の形になっていますよね?こうしたフリップタイプのケースで、人の利き手を考えて作られたものがあったでしょうか。さらに背面にぽっこり出ている1本のラインは、指を添えさせることで、安定感を出し、使いやすくするためのもの。"使う人の気持ちになって考えているんだな……"と、作り手からの愛が垣間見える本革ケースです。
世の中の基準は大体右利きになっているので、左利きの人って結構苦労するんですよね。まさに「コレを待ってた!」という人も多いでしょう。文字を書いたりするのは右手でも、フリック入力や操作は左のほうがラク、なんて人もいると思うので、一度試してみると良いかもしれません。
なお、私の友人によりますと「私が左利きなのを知って、バーカウンターでさりげなく右側に座ってくれた人には本当にキュンとした」(36歳・販売員)そうなので、お目当て&進展中の彼女が左利きだと気づいたなら、プレゼントしてみると好感度があがるかも。(一応解説しておきますが、右側に座る理由は、お箸やスプーンを使う手がぶつからないように、並んだ食べ物がとりやすいように、という配慮ですよ。)
HUKUROブランドの良いところは、iPhoneケースだけでなく、同色カラーでさまざまな革小物が展開されているところ。なかでも同じカラーで揃えられたキーケースやカップホルダーがとってもクール。ラインで使うとオシャレ度もあがります。
手帳タイプだけでなくオープン型ケースもあり、コンパクトに使いたい人にはこちらもオススメ。特にブラックは、赤のステッチがほどよくセクシー!MAZDAの黒いアクセラなんかに合うイメージですね。こんなケースを手に、サッと車から白シャツ+ジーンズで降りて来てほしいなと………いや、まぁ単に私の好みですけど。
カラーはそれぞれ,ブラック・ブラウン。オレンジ・ライトブラウン・グリーンの5色。iPhone 5/5s/SE、iPhone 6/6sのバージョンがあり、価格は税込 6,480 円。背面の丸カンに付けられる"チョイガケストラップ"は別売り。指・ポケット・カバンにかけられるフックタイプになっています。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
●弓月ひろみ(ゆづきひろみ)●
タレント・文筆家。iPhoneケースを400個以上所持するiPhoneケースコレクターで、女性向けiPhoneケースの商品開発も行う。Webメディア、雑誌では、リポーター&ライターとして活動。iPhone、Apple、IT関係の雑誌に多数寄稿。Podcast番組「Apple Clip」アシスタント。ITに関わる記事を書くことが多いが、常に心がけていることは「単なるレビューに終わらず、デジタルやITで、人の暮らしがより幸福になる使い方を考える」ことである。アートとガジェット&プロダクトを組み合わせたイベントをプロデュースする団体「KOTO PLANNING」を立ち上げ、総動員数36万人のアート展「iPhoneケース展」(2016年9月17~18日@横浜・赤レンガ倉庫)、「iPhone写真展」、「あそべる!みらい博」等を展開。Twitter @yuzukihiromi 公式サイト http://yuzukihiromi.net/ iPhoneケース展 http://iphone-caseten.com/
協力:HUKURO
弓月ひろみ