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au夏モデル第2弾はシニア向けスマホ! “かんたんスマホ”と“ガラホ”を追加

2016-07-28 18:16:39


 KDDI、沖縄セルラーは28日、2016年夏新商品“第2弾”を発表。シニアユーザーをターゲットにした、かんたんスマホ「BASIO2」、LTEとau VoLTE対応の“ガラホ”「簡単ケータイ KYF32」を7月末から順次発売する。

 28日に行われた記者会見にはKDDIから執行役員コンシューマ事業本部 コンシューマ営業本部長兼コンシューママーケティング本部長の菅隆志氏が登壇。商品戦略の概要を説明した。「簡単ケータイ KYF32」は7月30日から、「BASIO2」は8月5日からの発売を予定している。

 国内では65歳を超えるシニア層の人口比率が4人に1人にまで高まり、世界最高水準での高齢化が進んでいる。また、会員制で提供するauスマートサポートのユーザーも50代以上が半数を超えているという。

 菅氏は「これまでシニアのユーザーの方々にも“スマホにしてよかった”という声を多くいただき、家族とのコミュニケーションツールとしてスマホへの期待が高まっていることを実感している」と語る。

 調査によれば、親子が離れて暮らしているケースでは、高齢の親世代がスマホや携帯電話を所有しているかどうかで、コミュニケーションの頻度が大きく違ってくるという。スマホ・携帯電話の所有者の場合、「週に1度は子どもと連絡を取る」という声が多いのに対して、非所有者の場合は月に1度ほどに頻度が下がる。

 今回auが発表する新製品は、全ての世代がテクノロジーのバリアを感じることなく、スムーズなコミュニケーションが楽しめるよう使いやすさにこだわって作られた端末だという。

■シニアにとっての快適を追求したスマホ「BASIO2」

 現在、携帯電話を使っているユーザーにも「スマホへの乗り換えに興味がある」という声と、「携帯電話(フィーチャーフォン)にこだわりがあって使っている」という両端の声があり、それぞれに応えるため“かんたんスマホ”と“ガラホ”をラインナップした。

 「BASIO2」は初めてスマホを手に取るシニア層も安心して利用できるようにインターフェースを使い勝手よくまとめた。画面サイズは約5.0インチで、消費電力の少ないIGZO液晶を採用。本体は防水・防塵仕様。カラーバリエーションはゴールド/ネイビー/プラムの3色。販売価格については55歳以上限定の特別プランを用意。auスマートバリューの適用によりさらに安価に利用できる。

 特徴は大きくて見やすいメニュー画面。フロントによく使う電話/メール/ホームへのダイレクトキーを配置した。家族や友人など、頻繁に連絡を取る相手は3件まで登録してホーム画面に配置できる。文字のサイズを大きく見やすくしたほか、KDDI研究所が独自に開発した「文字入力アシスト機能」により、メールなどの文字入力時に濁点や改行、クエスチョンマークの入力にユーザーが5秒前後躊躇していれば、端末が先回りして操作ヘルプを画面に表示する。そして操作に慣れてきてつまずくことが少なくなってきたら、アシスト/ヘルプ機能が表示されなくなる。

 音/声の聞き取りやすさもVoLTE対応でサポートしただけでなく、音圧レベルの高い「でがレシーバー」を内蔵し、シニア層が聞こえづらくなりがちな高音域を補正。ゆっくりとした声で聞こえる「スロートーク」、通話時に周囲の雑音を軽減する「ノイズキャンセラー」も搭載する。

 すでにスマホを使っているシニア層の中には、カメラ機能を使いこなせていないという声も多く寄せられるという。BASIO2ではコンデジの操作感を持たせて、キレイな写真を簡単に撮れる使いやすさもアピールする。背面のシャッターカバーを開けばカメラが起動。独立した大柄なシャッターボタンも側面に付けた。13メガのセンサーを搭載し、うす暗い場所で明るくキレイな写真が撮れる「NightCatchII」やシーン選択メニューなどの機能を設けている。

 商品パッケージに同梱される取扱説明書も複数の冊子を1つにまとめてフルカラー化。auスマートサポートへの加入を促進するため、「BASIO2」「BASIO」を対象に申込みを受け付けたユーザーへ、スマホの使い方レッスンをバンドルした「ご自宅訪問契約手続きサービス」、「スマホ訪問サポート」を1回分無料で提供するキャンペーンも実施する。

■Android搭載だが、シンプルさを優先した簡単ケータイ

 「簡単ケータイ KYF32」はシンプルな操作性を売り文句に掲げるau VoLTE対応のLTEフィーチャーフォン。プラットフォームはAndroidだが、中核ターゲットになるシニア層にとっての利便性を追求してアプリを意識させない大きな文字表示によるテキストベースのメニュー構成とした。開発メーカーは京セラ。LINEにも非対応とした理由は、シニアのニーズを探っていくと、新しいものを使うのが難しくかえって混乱してしまうという声を受けたことによるものだという。

 同機のコンセプトである簡単操作は、よく電話をかける3件の連絡先をハードキー登録できるほか、側面にも「緊急ブザーキー」を配置。押すと端末からブザー音が鳴り、3件の登録先にも緊急事態をユーザーの現在位置とともに知らせるメールが送られる。本体を展開すると、下側には電源のON/OFFがはっきりわかるスライド式の電源スイッチを設けている。液晶ディスプレイも3.4インチのFWVGA解像度として文字を大きくするだけでなくクッキリと表示。画面のコントラスト比を上げて白内障のユーザーにもみやすい画面とした。

 キーは従来の中央が膨らんだドーム型でなく、全体をフラットな形状にしてタッチ感を向上。音質はau VoLTE対応だけでなく、京セラ独自の「Smart Sonic Reciever」によりディスプレイが振動して声をより聞きやすくする。本体は耐衝撃、防水・防塵設計。カラーバリエーションはゴールド/ブルー/ピンクの3色。

 カメラ機能についても「ケータイで良い写真が撮れないことが不満に感じていた」というユーザーの声を受けて機能改善を図った。センサーの画素数は800万。指がレンズにかかってしまった時にアラートを表示したり、人物の顔検出、自動ピント・露出調整や手ブレ補正の機能も完備した。LTE対応なので、撮影した写真を素速くメールなどで転送できる。

■auユーザーへのサポートもより充実させる

 KDDIでは昨年4月に立ち上げた「お客様体験価値向上プロジェクト」を推進中。「ユーザーの期待に応える“問題ないレベル”から、“期待を超える感動水準”の体験価値を目指して活動を盛り上げてきた」と、活動の手応えを強調する菅氏。コールセンターやauショップでユーザーの声を丁寧に集めてきた結果、今回発売される2つの新機種の企画アイデアもかたちになっていったという。またシニア層だけでなく、全てのユーザーにauを選ぶことの意義が感じられるよう、待たせることのない電話サポート、操作方法に冠するリモートサポートによるフォローなども充実化を図ってきた。だが、現状をみればまだ不十分という菅氏は、今後も体験価値をさらに高めていくため、よりきめの細かなケアで対応していきたいと語った。

 またすでに発表されている、auの長期利用を促すユーザー向け無料会員制プログラム「au STAR」もいよいよ8月29日からスタートする。契約者全員にプレゼントされるau STARギフトには、毎月1度利用できる世界データ通信24時間分定額ギフトや、最旬エンタメコンテンツの利用なども含まれる。

 記者会見には俳優の杉良太郎さん、タレントの眞鍋かおりさんが参加。発表されたシニア向けスマホを、「スマホは使ったことがない」という杉さんに、眞鍋さんが壇上でレクチャーするスタイルでトークセッションが行われた。スマホでセルフィ写真も撮れるようになった杉さんは「僕みたいな古風な時代劇の役者でも、スマホに挑戦したいという気持ちが沸いてきた。革命的なこと」と満足気な様子だった。
山本 敦

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