Appleは、現地時間27日10時（日本時間27日26時）に新製品発表イベント「hello again」を開催する。

　今回のイベントで登場が噂されるのは、新型Macシリーズ。特に注目は、新型MacBook Proだ。

　同マシンは、物理的なファンクションキーを省略し、新たにOLEDタッチバー「Magic Toolbar（マジック・ツールバー）」を搭載するといわれている。先般リリースされたmacOS Sierra 10.0.2のディレクトリ内にもそれを示す画像が見つかっていることから、ほぼ確実とみられ、キーの配置が自由にカスタマイズ可能となるほか、Apple Payに対応する指紋認証センサーが搭載すると予想されている。さらに、転送速度向上を目指して、Thunderbolt 3と互換性のあるUSB-Cポートを本体側面に複数備えるのではないかといった噂や、最新のIntel製チップセットの搭載、大型トラックパッド採用の噂も消えていない。

　次に、13インチの新型MacBook Airまたは新型MacBookが登場するのはないかとも目されている。長らく製品のメジャーアップデートがないMacBook Airは、そろそろといった感もあるが、Apple製品の情報に長けていることで著名なKGI証券のアナリストミン・チー・クオ氏は、現在12インチ版のみが展開されているMacBookについて、13インチ版がリリースされるのではないかとしており、MacBook AirがMacBookに置き換えになるということも、可能性としてゼロではない状況。

　さらに、AppleのライバルであるMicrosoftが、現地時間26日に新製品となる高性能オールインワンデスクトップPC「Surface Studio」を発表したことから、Appleがその対抗馬として、進化したiMacを発表する可能性もある。

　果たして正解は……。数時間後の発表イベントについては、速報で紹介するので、楽しみにしておいて欲しい。