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HDRディスプレイやSペンを強化した「Galaxy Note8」はどんな端末?

2017-10-18 16:08:44
 NTTドコモが2017~2018年冬春のスマートフォン・タブレット新製品発表会を開催した。本稿ではハイエンドクラスの注目機「Galaxy Note8/SC-01K」をレポートする。

 Galaxy Note8は今年の夏にグローバルモデルとして発表されたサムスンのハイエンドスマホだ。ドコモがNoteシリーズを取り扱うのは、2013年に発売された「GALAXY Note3/SC-01F」以来ということになる。発売日は10月26日。

 カラバリはミッドナイトブラックとメープルゴールドの2色。本体のボトム側に装着できる独自の操作ツール「Sペン」も付属する。

サムスンの最新スマホ「Galaxy Note 8」

グロッシー仕上げの背面

 画面サイズは6.3インチ。HDR表示にも対応した2,960×1,440画素、縦長アスペクト比の有機EL“インフィニティディスプレイ”を採用する。ディスプレイサイズは6.3インチと大きいのに、本体の横幅は75mmとスリム化を図った。アップルのiPhone 8 Plusよりもスリムになる。「画面は大きい方が好みだが、持ちやすい方がベター」というユーザーのニーズに答えた仕様であるとサムスンの担当者がデザインの意図を語っている。HDR表示は複数ある方式のうち「HDR10」をサポートしている。HDRに満たないSDR画質のコンテンツも“HDRふう”に高画質化する「HDRビデオエンハンサー」の機能もGalaxy S8と同様に搭載する。

 音質にもこだわり、ハイレゾリューションオーディオの再生に対応したほか、オーストリアのヘッドホン・イヤホン専業ブランドである「AKG」のNote8オリジナル仕様のイヤホンを同梱する。

 CPUはクアルコムの最新高性能プロセッサー「Snapdragon 835/MSM8998」を搭載。メインメモリーは6GB、ストレージは64GB。本体は防水・防塵設計としている。生体認証は虹彩/指紋/顔認証の3つにフル対応。虹彩と顔認証の組み合わせ以外はダブルスタンバイに対応できる。なおサムスン独自のAIアシスタント「ビグスビー」は日本語対応がまだできていないため、国内モデルは非搭載となる。

 背面のメインカメラは広角レンズと望遠レンズのユニットを1基ずつ搭載。両方光学式の手ブレ補正を搭載して、ズーム時のブレを少なく抑えている。撮影前後に写真のボケ味を加工できる「ライブフォーカス」機能も乗せた。撮影した顔写真にCGを重ねて加工できる「3Dステッカー」エフェクトなども楽しめる。

ツインカメラを搭載した

 LTEの通信速度は受信時最大788Mbpsの高速対応。4つの周波数帯を束ねて通信を高速化・安定化させるキャリアアグリゲーション「4CA」にも対応した。

 付属する「Sペン」はペン先が0.7mmと細くなって書き味が滑らかになった。SペンもIP5、8/IP6X相当の防水・防塵対応だ。先端は引き出し式からノック式に変更して、プッシュボタンをノックするとペン先が飛び出る仕組み。側部のSペンボタンを押しながら画面にペン先を当てると消しゴムに切り替わる。ペン先がラバー製なのでずっと使っていると徐々にすり減ってくるが、交換キットも用意した。

Sペンを活かした機能も続々と追加されている

ペン先がさらに改良されたNote 8のSペン

 Note8から、本体の画面がオフ時にもSペンを取りだして、画面に走り書きしてメモを残せるようにもなった。Sペンでなぞった筆跡の通り、文字をGIFアニメーションとして記録できる「ライブメッセージ」機能も搭載。作成したライブメッセージはSNSにGIFアニメとして投稿ができる。Web画面などをキャプチャして、手描きで文字が書き込める機能も便利だ。

ディスプレイがオフの状態から書き込みができる

ペンを本体に装着した状態でも薄型ボディをキープした

 ほかにもカメラを文書のうえにかざすだけで翻訳ができる機能は過去のNoteシリーズから踏襲。本機では新たにセンテンス単位での翻訳も可能になった。ドコモの「てがき翻訳」アプリもプリインされている。

【動画】ディスプレイオフからのSペン書き込みを体験


※久しぶりに登場!帰ってきた2画面スマホをさわってみた
山本 敦

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