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iPhone X「Face ID」の使い勝手は?「Touch ID」とどちらが速い?

2017-11-04 07:00:03


 3日に発売された「iPhone X」。これまでのiPhoneシリーズとことなる最大の特徴は、ホームボタンを廃して前面のほぼすべてがディスプレイになったこと。それに伴って、ロック解除の方法も指紋認証を用いた「Touch ID」から、顔認証の「Face ID」へと変化している。

 「Touch ID」や「Face ID」の認証機能は、Apple Payの利用時やApp Storeでの決済時など、いくつかのシーンで利用可能だが、もっとも多くお世話になるのがiPhoneのロック解除時。iPhoneを触るたびに使うことになるので、ここでの使い勝手はかなり重要になってくる。使いやすさや認証のスピードには差があるのだろうか。

■とにかく速い「Touch ID」

 「Touch ID」の場合、ホームボタン上で指紋認証がおこなわれる。そのため、ホームボタンを押すだけでスリープの解除→ロック解除→ホーム画面表示まで、ほぼ同時におこなえる。初めて「Touch ID」を使った際に驚いたことを覚えているが、かなり速い。体感的には概ね1秒以内にホーム画面が表示される。複数の指紋データを登録できるので、自分のスタイルに合わせてよく使う指を登録しておけば非常に便利。筆者は両手の親指を登録している。

■慣れればロックしていることを意識しなくなる「Face ID」

 「Face ID」では、TrueDepthカメラというフロント側のカメラを使用して認証をおこなう。顔認証テクノロジーの詳細な説明は割愛するが、こちらも認証自体のスピードはとても速い。「Touch ID」と比較するとわずかに遅いように感じるが、それでも“一瞬”であることに変わりはない。

 スリープの解除とホーム画面の表示という工程を踏まえるとどうか。おすすめは、「手前に傾けてスリープ解除」をオンにしておくこと。これによって、iPhone Xを持ち上げたり、ポケットから取り出す動きでスリープが解除される。このとき、iPhoneを顔の前に持ってくる(iPhoneを使おうと思って取り出しているので自然な動きだと思う)とその瞬間に認証が始まる。そして、画面の一番下から上に向かってスワイプするとホーム画面が表示される。文字で説明するとややこしく感じるかもしれないが、実際にやってみると、ロックされていることをほとんど意識せずにスムーズに利用できる。ディスプレイを軽くタッチすることでもスリープは解除できるので、机に置いたまま操作したい場合などはその方法でも速いだろう。

【Face ID(iPhone X)とTouch ID(iPhone 7)の比較】


 単純に“速さ”だけを比べるならば、「Touch ID」に軍配があがるかもしれない。ただし「Face ID」も十分に速い。また、個人的には「Touch ID」の場合、ホームボタンを押す際の親指の角度によって認証に手間取ったり、汗などで指が濡れている場合にエラーになりパスコードを入れるしかなかったり、ということがたまに起こる。一方「Face ID」はマスクで口元を隠したり、目をつぶったままだったり、かなりイレギュラーな場合をのぞいては安定して認証される印象。画面を見さえすれば認証されるので、左右どちらの手で持っていても、机の上に置いていてもいい。さらに、A11 Bionicチップに搭載されるニューラルエンジンが日々ユーザーの顔を学習していくので、認証速度や精度は使うほどに上がっていく可能性もある。まだ1日しか触っていないが、「Face ID」の使い勝手、速さの満足度は非常に高いものとなっている。

※Face IDが認識できない変化とは?
白石 雄太

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