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ファーウェイ、AI内蔵のSIMフリースマホ「HUAWEI Mate 10 Pro」など3モデルを発表

2017-11-28 23:47:27


 ファーウェイ・ジャパンは28日、Mateシリーズの最新機種となる「HUAWEI Mate 10 Pro」「HUAWEI Mate 10 lite」、および10.1インチのタブレット端末「HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp」を発表した。12月1日より順次発売する。

■AI内蔵のMate 10 Pro

 HUAWEI Mate 10 Proは、Mateシリーズの最上位モデルに位置づけられた製品。約6.0インチのFHD+(2160×1080ドット)OLED HDRディスプレイを備えており、狭額縁のデザインが美しい。背面には2000万画素のモノクロセンサーと1200万画素のカラーセンサーによるLeicaダブルレンズカメラを搭載。同社最高となるF値1.6に達するレンズを採用している。NPUを組み込んだSoCによる高パフォーマンス、テュフ・ラインランドの安全認証を受けた超急速充電も特徴のひとつ。

約6.0インチのFHD+(2160×1080ドット)OLED HDRディスプレイを採用した(アスペクト比は18:9)。写真はミッドナイトブルーモデル

背面にはLeicaダブルレンズカメラを搭載している。写真はチタニウムグレーモデル

 HUAWEI Mate 10 Proの最大の特長は、AIチップセットを搭載している点。これにより、カメラ撮影時に被写体に対してリアルタイムで分析をおこない、最適な撮影方法を自動で選択できる。どのような設計になっているのか興味深いが、Huaweiの説明によれば1億枚におよぶ画像をインプットしており、その特徴や属性から様々な「撮影シーン」や「物体」を識別できるのだという。



 またType-C端子にケーブルをつなぎ、ディスプレイのHDMI端子につなげれば、モニター上でマルチウィンドウ環境を構築できる。これにより、端末内の写真や動画、オフィスファイルなどを大きな画面に映して見ることができる。会場のデモ機では、Bluetoothキーボードおよびマウスを連携させることで、PCのように活用できる様子が紹介されていた。HUAWEI Mate 10 Proの希望小売価格は89,800円(税抜、以下同)で、12月1日より発売する。

有線でモニターと接続すれば、大画面でファイルを閲覧することもPCライクに使うことも可能。ブラウジングもおこなえる

■クアッドカメラのMate 10 lite

 HUAWEI Mate 10 liteは、約5.9インチのワイドディスプレイ(2160×1080ドット)を搭載したモデル。Mate 10 Proと同様に狭額縁のデザインで、高い画面占有率により、大画面ながらも片手で扱えるサイズ感(5.5インチ相当)におさまっている。背面のみならず、前面にもデュアルカメラを搭載したのが最大の特徴。つまり両面で4つのカメラを搭載している。しかしなぜ、前面もデュアルカメラにする必要があったのだろうか。

約5.9インチのFHD+(2160×1080ドット)OLED HDRディスプレイを採用(アスペクト比は18:9)。写真はオーロラブルー、グラファイトブラックの2色で展開する

 その理由は、ナチュラルなボケ味を実現するためだという。1300万画素レンズを使いつつ、200万画素レンズで被写体深度(DOF)情報を収集することで、シングルカメラでは不可能だった描写が可能になったとのこと。会場の実機で試してみたが、なるほど自撮りでも背景が自然な描写でボケてくれた。HUAWEI Mate 10 liteの希望小売価格は42,800円で、12月8日より発売する。

自撮りでも背景が綺麗にボケてくれる。セルフィー好きには嬉しい機能と言えるだろう

■耐水タブレット、MediaPad M3 Lite 10

10.1インチの耐水タブレット端末、HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp。フルセグによる地デジに対応、ハーマン社のサウンドチューニングにより音楽も高音質で楽しめる

 HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wpは、10.1インチの耐水タブレット端末。世界的なオーディオブランドである米国ハーマン社のHarman Kardonがサウンドチューニングを施しており、エンタメコンテンツを満足のいく音質で楽しめる。フルセグによる地デジにも対応した。端末はWi-Fiモデルで、希望小売価格は37,800円。28日より先行予約を開始しており、12月8日より発売される。



■日本の消費者のニーズに応えていく

 発表会に登壇した、ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデントの呉波氏はプレゼンの終了後、囲み取材に応じた。

ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデントの呉波氏

――ミドルレンジのHUAWEI Mate 10ではなく、最上位のHUAWEI Mate 10 Proを投入した理由は?

呉氏「日本の消費者のニーズに応えるため。耐水防塵の要望をいただいていた。今後も日本市場には、耐水防塵のモデルを優先的に投入していく」。

――HUAWEI Mate 10 liteについて、どう捉えているか。

呉氏「個人的に好きな端末。ファッション性に優れている。高級感はあるけれど、それほど高くはない。若者にも受け入れられるのではないか。家電量販店の店員の立場から言うと、売りやすい端末になったのでは。

――MVNOの失速が端末販売に影響を与える可能性は?

呉氏「第3四半期を見てみると、弊社の端末の販売台数は増えている。昔ほどの勢いではないが、緩やかな増加傾向が続いている。2018年のSIMフリー市場は350万台を超えると見ている。さらに大きな成長を予測している」。

――前機種、HUAWEI Mate 9はどのくらい売れたのか。

呉氏「HUAWEI Mate 9はグローバルで累計1000万台を出荷した。日本でも一時品薄状態になるなど人気が出た」。

――今後の目標は?

呉氏「2017年の年初に、今年は日本のSIMフリー市場が発展する元年となると話した。(調査会社の報告によれば、2017年における日本国内のSIMフリースマートフォン市場において、Huaweiの製品がNo.1のシェアを獲得したとのこと)Huaweiとしては、この好調な現状をキープしていきたい。これは2018年の目標でもあるが、今後はSIMフリー市場に限らず、あらゆる販路で数を増やしていければと思っている」。
近藤謙太郎

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