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春はApple Watchでカラダを鍛える!モデル・UNAのオススメ活用術

2018-03-11 08:00:02
 春は何かひとつ新しい目標を決めてスポーツなど自分磨きを始めたくなるシーズンだ。アップルのスマートウォッチ「Apple Watch Series 3」には毎日のアクティビティ習慣をサポートしてくれる機能が揃っている。

※新しいApple Watchと過ごした一週間

 Apple表参道では先週末、最新のApple Watchの機能が体験できるイベントが開催された。イベントには3月25日に予定されているマラソンイベント「渋谷・表参道 Women's Run」に参加する一般の女性ランナーが集合。Apple WatchとiPhoneの連携によるアクティビティ機能を活用したマラソン本番までの上手なコンディションの整え方をテーマにしたレクチャーに耳を傾けた。女性限定のマラソンイベントなので筆者は出場できないが、特別にこの体験イベントに参加させてもらいながら、Apple Watch Series 3に搭載されている体づくりのための代表的なアプリ「アクティビティ」「ワークアウト」「ヘルスケア」を上手に使いこなすためのテクニックを学んできた。

熱心にレクチャーに耳を傾ける参加者

 この日のイベントではモデル・アーティストとして活躍するUNA(ユウナ)がApple Watchのヘビーユーザーとしてナビゲーターを務めた。レポートの後半では、UNAに訊いた「Apple Watchの活用術」のインタビューもお届けしよう。

Apple表参道でApple Watchのアクティビティ機能を体験できるイベントを開催。ナビゲーターはモデル・アーティストのUNAが担当

「アクティビティ」で何気ない運動の習慣を身につける
 「アクティビティ」は毎日の歩いたり走ったり、そして立ち上がったりを繰り返した活動の履歴を管理・シェアできるiOS、watchOSの看板アプリだ。一度は使ってみたことがあるという方も多いと思うが、あらためて色分けされた“3つのリング”の意味からおさらいしよう。

歩いたり・走ったり・立ったり、毎日何気なく実践できる運動を記録・管理できるアクティビティアプリ

 赤色のリングは「ムーブ」といって、体を動かした時に消費されるカロリーのレベルを示している。ムーブのゴール設定はユーザーそれぞれの目標をウォッチのアクティビティアプリから変更できる。

 緑色のリングが示す「エクササイズ」は早歩き以上の運動をこなした時間。1日に30分ほどのエクササイズを完了すればゴール達成となる。そして青色のリングが「スタンド」。その名の通り、1時間に1分以上立ち上がって体を動かして、1日12時間以上立ち上がればゴール達成だ。エクササイズとスタンドはゴールの目標値をユーザーが変えることはできない。

 Apple Watchでアクティビティアプリを開いて、画面を上にスワイプすると各リングの達成度合いが数値とグラフで見られるようになっている。iPhoneのWatchアプリから「マイウォッチ」設定の中の「アクティビティ」を開くと、「スタンドリマインダー」「デイリーコーティング」などのメニューが並んでいる。それぞれオンにしておくと、つい忘れがちな毎日の健康習慣をApple Watchがリマインドしてくれる。筆者は特に原稿が詰まっている時に平気で2時間近く座りっぱなしになってしまうので、Apple Watchに「立て!」とハッパをかけてもらえるこの機能が手放せない。

アクティビティアプリはユーザーの達成度を見ながら1日の終わりが近づくと「あともう少し!」と励ましの通知を知らせてくれる

アクティビティのリマインドはiPhoneのWatchアプリから設定が可能

 3つのリングが正円を描くと1日の目標達成。毎日のアクティビティの履歴はiPhone側のアプリに用意されているカレンダー表示でも確認できる。カレンダー上にキレイにリングが並んでくると、なるべく毎日・毎週・毎月達成してやろう!と意気込みも高まる。アクティビティの情報はiPhoneを持っている家族や友人とシェアもできる。離れて暮らす親子が、互いの健康状態をチェックするために使っても良さそうだ。

アクティビティの達成度はiPhoneアプリから履歴をチェックできる

 Apple Watchで、アクティビティアプリの詳細により素速くアクセスしたい場合は、いっそ文字盤をアクティビティにしてしまうといいだろう。3つのリングの達成度が一発でわかるので便利だ。文字盤としてのデザインもなかなかイケてるので、筆者は最近これをデフォルトにしている。

ウォッチフェイスをアクティビティにしてしまえば、それぞれの記録に素速くアクセスできる

本格的なトレーニングをサポートする「ワークアウト」
 watchOSのアプリである「ワークアウト」は、ランニングやサイクリング、スイミングなど「アクティビティ」よりもう少し本格的なトレーニングを実践するときの強力なサポーターだ。もちろん気軽にジョギングをたしなむ時にも使えるので、ぜひ一度は試してみてほしい。

本格的なトレーニングをサポートしてくれるワークアウトアプリ

 使い方はシンプル。Apple Watchのデジタルクラウンをクリックして「ワークアウト」アプリを開くか、またはSiriからダイレクトに「5キロのランニング」「100m泳ぐ」といった具合に音声コマンドを入力すれば最適なメニューが立ち上がる。

 ワークアウトアプリには「室内ウォーキング」「ランニング」「サイクリング」「プールスイミング」などいくつかのトレーニングメニューがプリセットされている。最適なワークアウトがない場合は「その他」を選ぶといい。

 目的のワークアウトを始める前に、カードの右肩にある「…」をタップするとカロリーや距離などゴールを細かく設定できる。特に目標を決めずに伸び伸びと楽しみたい場合は「フリー」がおすすめだ。3秒のカウントダウン後にワークアウトの記録が始まる。記録を一時停止したい場合はアプリの画面を左から右へスワイプ。「一時停止」のほか「終了」、または画面の「ロック」ができる。デジタルクラウンを回すとロック解除になる。

 ワークアウトの記録はiPhoneのアクティビティアプリを開いて、画面下のタブから「ワークアウト」を選択。年月日ごとに並んでいるリストから実践したワークアウトの画面を開くと、消費カロリーに合計時間、心拍数などのデータが参照できる。ワークアウトの実践中にApple Watchの画面をダブルタップすると記録データにブックマークのような役割を果たす「セグメント」が挿入できる。例えば1時間のランニングで、坂を登る前後で心拍がどのように変化したかなど、より細かなシーンごとにワークアウトの効果を振り返りたい時に便利だ。

ワークアウトの記録はiPhoneのアクティビティアプリから日時やデータ項目ごとに細かくチェックできる

 ワークアウトやアクティビティは、一定の期間に渡って運動を続けたり、あるイベント期間中に設定されているゴールをクリアすると、その成果を称える「バッジ」が取得できる。iPhoneのアクティビティアプリの画面下に並ぶ「成果」タブにバッヂが並んでくると、嫌が応でもモチベーションが上がってくるものだ。

Apple Watchによるワークアウトを極めていくと成果報酬としてバッヂがもらえる。運動を続けていくモチベーションになるだろう

「ヘルスケア」で心拍数を把握しよう
 ワークアウトはアクティビティも記録している消費カロリーや、「ヘルスケア」のアプリで詳細がチェックできる心拍数のデータと密接に連動している。

 ヘルスケアからは活動時だけでなく安静時の心拍数も振り返ることができる。Apple Watchの場合は文字盤のコンプリケーション、またはDockに心拍数アプリを追加すると、いつでも素速くチェックできるのでオススメだ。

Apple Watchから常時心拍数を確認できる

 Apple Watchは背面に配置されているセンサーを使って、装着しているユーザーの活動状況に合わせてバックグラウンドで一定間隔を置きながら心拍数を終日特定している。正確な数値を測定するためにも、日ごろからウォッチの背面が手首にしっかりフィットするようにリストバンドを調節して使いたい。

ヘルスケアアプリで心拍数の変化もチェックできる

 もうひとつ、ちょっとした心のリラグゼーションにも役立つ「呼吸」アプリも紹介しておこう。こちらはApple Watchを使って毎日の深呼吸の習慣が身に着けられるアプリだ。iPhoneのWatchアプリから「呼吸リマインダー」を設定して、1日1分の深呼吸習慣を身につけたい。呼吸アプリを開いて「開始」を選択すると、アニメーションと触覚フィードバックが深呼吸のペースをナビゲーションしてくれる。呼吸を整えて集中力が高まれば、いい原稿が書けるはず。筆者も執筆に煮詰まったときに頼りにしているアプリだ。深呼吸の履歴はヘルスケアアプリの「マインドフルネス」メニューから振り返ることができる。

メンタルバランスを整えてくれる呼吸アプリ

モデルのUNAの「Apple Watch活用術」
 この日、Apple表参道で開催された体験イベントには、Apple Watch Series 3のユーザーであるモデル・アーティストのUNAもナビゲーターとして参加した。

 ふだんはiPhone 8とペアにしてApple Watchをヘビーに使い込んでいるというUNAは、「ランニングやジムでのトレーニングの時間にアクティビティ、ワークアウトアプリを活用しています。」とコメント。ダンサーとしても活躍するUNAにとって毎日のトレーニングは欠かせない習慣となっているが、Apple Watchをパートナーに迎えたことで体を動かしたことの成果が目で見えるようになり、トレーニングがより効率よく実践できるようになったという。「Apple Watchを身に着けるまでは心拍数を数値でチェックすることもなかったので、これからは心拍数も意識しながら健康なライフスタイルに目が向けられそうです」。

モデル・アーティストのUNA

 Apple Watch Series 3はセルラー通信機能が乗っているので、「ジョギング中にはApple WatchにBeatsのワイヤレスイヤホンをつないで、Apple Musicで音楽を聴きまくっている」という。DJとしての顔も持つUNAにとって、スポーツと音楽リスニングを同時に楽しみながら、集中力が最高潮に高まったときに魅力的な音楽との出会いが生まれることもあるのだろうか。

 UNAも3月25日の「渋谷・表参道 Women's Run」に参加する予定だという。「Apple Watchをパートナーに体のコンディションを整えて望みたいですね。でも、参加者どうし励まし合ったり、フレンドリーな雰囲気のマラソン大会なので、当日はリラックスして楽しみたい」と意気込んでいた。

 Apple Watchをアクティブに使いこなすためのTIPSが色々と学べるイベントは、Apple表参道やApple銀座などのスペースで定期的に開催されている。詳細はToday at Appleのページで日程やテーマごとに検索もできるのでぜひチェックしてみてほしい。
山本 敦

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