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便利かも!手書きメモできるiPhoneケースやデジタルアロマ調合機も

2018-07-06 23:31:19
■デジタル機器のメモは面倒だ

 文具展とか雑貨展、ギフトショーといった類の展示会は、歩いていても楽しい。ちょっと工夫した新製品に思わず「欲しい!」とうなってしまうことも少なくない。

 国際展示場では4日から「国際文具・紙製品展(ISOT)」が開催されていた。なかでも人だかりができていたのが、コスモテックの「wearable memo(wemo)」とその新製品の展示だ。





 書くものがなく、自分の手にメモ書きしてしまった経験はないだろうか?すでに同社から発売になっている「wemo」は油性ボールペンで書くことができるシリコンバンド。指や消しゴムで消すことができる。装着も下の動画のように簡単。片手で腕にたたきつけるようにすれば、くるんっ!っと腕に巻き付いてくれる。これをつける身に着ける習慣ができていれば、とっさのメモに役立てることができる。



 同様の素材を使った新製品は秋発売予定だが、ノートパソコンやパソコンカバーに貼ることができる「パッド」タイプと、iPon・iPadのケースとなっている「ケース」タイプがある。こちらも油性ボールペンで書くことができ、消しゴムで消せる。メモリたいと思った時には、iPhoneケースに書き込んであとでささっと消せばいいわけだ。







 でも、ちょっと待てよと。そんなことせずにiPadとかiPhoneのメモに記入すればいいじゃないか?と。しかし想像してみてほしい、アプリ機能をPCやスマホで立ち上げて書き込むというのは相当な負担。面倒。すぐメモりたいのに一瞬でも待っていられないのが現実ではないだそうか?





 同社の下山氏は、昔から紙にメモる習慣がある年配の人はスマホのメモにはめもらないと話す。筆者も同じ。逆に付箋に書いてしまう。







 もともと同社はパソコンやスマホの内部のフィルムも製造、国内ベンダーに納品していたが、日本の企業が次々にパソコン、スマホ製造から撤退。得意の粘着技術・コーティング技術を使い、今回の製品を手掛けはじめたという。表面には特殊なコーティングをしており、簡単には消えにくく、それでいて消しゴムで消えやすいという絶妙な使い勝手を実現している。

■iPadでその人だけの香りを作り出すイスラエルの企業

 実はこの展示会はリード エグジビション ジャパンが主催している。同社のEXPOは複数展示会が合同開催となっている場合が多いのだが、今回も「雑貨EXPO」「DESIGN TOKYO」「ファッション雑貨EXPO」などが開催されていた。



 会場を歩いていくとひときわお洒落なブースが並ぶ「DESIGN TOKYO」に入り込む。ここではイスラエルの化粧品会社がiPadと連動したスマートホームフレグランスミキサー「MOODO」を出していた。



 アロマ初心者、というか完全に素人の筆者は「アロマは1種類を楽しむもの」と勝手に思い込んでいた。しかし、プロはいろいろな臭いを調合し、その人の体調にあった香りを作り出すのだという。



キャプション

 アロマカプセルを4つセットできる本体は、各カプセルの香りを部屋に送り出すファンを搭載。この危機をWi-Fi接続することで、iPad上のアプリからファンの風量などを細かく調整することができるという。各アロマカプセルは60日間もつ。利用範囲は55平方メートル。

 おそらく、その日の体調や気分と調合した臭いを記憶させておき、シーンに合わせて利用することなども可能となるのだろう。



 最近コーヒーメーカーが無料でマシンを配布し、カプセルの購入料で稼ぐモデルが多くなってきた。もしかしたら、このMOODOも、機械とアプリを無料配布し、アロマカプセルを販売すれば儲かるのではないか?むしろそれを狙ってるんじゃないの?。聞いてみたが、プロダクトマネージャーのInbal Dembo氏はにやりと笑い、「そうかもね」的な返事しかもらえなかった。

■似顔絵書きますをデジタルで体験する

 似顔絵書きますというブースを、モールに出かけると見かけることがある。ちょっと高いんだけども……。500円くらいだろうか。

 日本郵便のマークのあるブースには、「似顔絵アートかんたん作成サービス」が実施されており、行列ができていた。iPadで自分の顔を撮影し、加工を加えるとかっちょよく仕上がるというものなのだが、筆者も体験してみた。



 現場ではこのサービスにスタッフが対応してくれた。「ちょっと上向き加減で」「もっと顔を寄せて」などと言われるがままにiPadに顔を近づけ撮影。するとすぐにイラスト変換が。それを見た担当者が「いいですね、似てますね」。ここで色を濃くして、そしてメガネを選択して、ひげを生やしてなど、次々にアイテムを選択していくスタッフ。







 結果、できあがったのがこちらだ。出来上がったものは印刷してプレゼントされるのだが、その間に案内されたのが有機ELデスクライト。ブルーライトが少ないため目が疲れにくい、面で発行するのでまぶしさと強い影ができにくいという。価格は5万円。業務用ではなく、受験生などの家庭向けを狙っている。






■ビーラボのスマート化―チャージャーや体温発電のスマートウオッチも

 その他気になったものとしては、スマートカーチャージャー。スマホと連動し、車のバッテリー状態をモニターして異常があれば知らせたり、運転ログを自動記録してくれるものだ。また、これについては別途詳しく紹介してみたいのだが、Matrix社の体温発電スマートウォッチも展示されていた。消費カロリー、運動量、睡眠量の測定のほかに、電話着信通知機能、200メートル防水を実現した最上位モデルだ。









 はっきり言って1日ではまわりきれない。似たようなイベントは、ビジネスガイド社主催で9月に開幕の「インターナショナル・ギフト・ショー」があげられる。同展示会がどんなものはわからない人は、こちらの特集をチェックしていただきたい。
RBB TODAY

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