中古スマホの販売などを行うゲオホールディングスが、11月の中古スマホ人気ランキングを発表した。このところ変化のなかった販売ランキングだが、11月はdocomoのランキングで大きな変動が。早速見てみよう。


■販売

・docomo

【1位】Sony Mobile Xperia XZ　2016年11月2日発売　12,800円
【2位】Apple iPhone7 32GB　2016年9月16日発売　27,800円
【3位】Apple iPhone6 16GB　2014年9月19日発売　11,800円

・au

【1位】Apple iPhone7 32GB　2016年9月16日発売　21,800円
【2位】Apple iPhone7 128GB　2016年9月16日発売　24,800円
【3位】Apple iPhone8 64GB　2017年9月22日発売　39,800円

・SoftBank

【1位】Apple iPhone7 128GB　2017年3月25日発売　24,800円
【2位】Apple iPhone7 32GB　2017年9月22日発売　21,800円
【3位】Apple iPhone8 64GB　2017年9月22日発売　34,800円

・その他

【1位】HUAWEI P10 lite　2017年6月9日発売　9,980円
【2位】HUAWEI P9 lite　2016年6月17日発売　8,980円
【3位】富士通 ARROWS M03 FARM06124楽天モバイル版　2016年6月17日発売　8,980円

　やはり、目立つのはdocomo。なんと、Xperia XZ SO-01Jが前回4位から一気に1位に躍り出た。2016年発売ではあるものの、現時点においてもスペックは悪くなく、価格もこなれてきている。同社の2位以降には、徐々に順位を上げてきているiPhone7が続いた。

　auとSoftbankではiPhone7、iPhone8がおおむね順位をキープ。一方で、iPhone6など旧機種は順位を落としており、iPhone8の流入増や、それに伴う世代交代が進んでいる様子が見て取れる。ゲオ担当者は「過去にau・Softbankの『iPhone6 16G』が1万円を切る価格になった時に順位を上げたこともあるため、『iPhone6 64GB』など、容量の大きい商品の価格が下がるタイミングでさらに変動がある可能性もあります」と、今後の見通しを語っている。

　続いては、買取（数量）ランキング。こちらは、全般通じてiPhone7が5ヶ月連続トップを堅持。ランキング全体で順位の変動はあるものの、端末のラインアップに大きな入れ替わりはなかった。　

・docomo
【1位】Apple iPhone 7 128GB　2016年9月16日　15,000円
【2位】Apple iPhone 8 64GB　2017年9月22日　20,000円
【3位】Apple iPhone 6s 64GB　2015年9月25日　9,500円

・au
【1位】Apple iPhone 7 128GB　2016年9月16日　12,000円
【2位】Apple iPhone 7 32GB　2016年9月16日　10,000円
【3位】Apple iPhone 8 64GB　2017年9月22日　18,000円

・SoftBank
【1位】Apple iPhone 7 128GB　2017年3月25日　12,000円
【2位】Apple iPhone 8 64GB　2017年9月22日　17,000円
【3位】Apple iPhone 7 32GB　2017年9月22日　10,000円

・その他（SIMフリー）
【1位】Apple iPhone 7 128GB　2016年9月16日　19,000円
【2位】HUAWEI P10 lite　2017年6月9日　3,500円
【3位】HUAWEI P20 lite　2018年6月15日　6,000円

　先月までとの大きな相違点として、SIMフリー端末でHUAWEI「P20 lite」がトップ3にランクインしてきた。また、同じくHUAWEI「nova lite 3 POT-LX2J」（5位）、「nova lite 2 FIG-LA1」（8位）などのnovaシリーズが健闘している。Huaweiはじめ、Android勢の躍進が著しいが、ゲオ担当者は「『iPhone7』『iPhone8』も買取数量が伸びてきておりますので、今後も変動の可能性はあると思います」と、“iPhone強し”の見方を崩していないようだ。