ハリー・ポッターや進撃の巨人、バイオハザードなど注目アトラクションを次々に導入して入場者数を伸ばしているユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)。今回は、UQモバイルとワイモバイル2社のSIMを用いて、通信速度の調査をおこなった。
調査環境だが、UQモバイルはデータ高速プランを契約し、端末は京セラ製のKC-01を使用。対してワイモバイルはスマホプランLを契約し、端末はASUSのZenFone 5を使用した。それぞれ、スマホ向けの通信速度測定アプリRBB SPEED TESTで各スポットにて3回ずつテストを実施し、その平均値を記録した。測定場所は人気スポット12箇所。
■昼過ぎから夕方にかけて、いずれも安定した結果
調査の結果、全体の下り速度平均は、ワイモバイルが19.31MbpsでUQモバイルが14.07 Mbpsとなった。ワイモバイルが優勢な結果となったが、どちらも10Mbpsを超えており、中々優秀な結果と言える。スポット毎の勝敗をみてみると、下り速度では12箇所中10箇所で、上り速度は11箇所でワイモバイルが速く、多くの場所でUQモバイルを上回った。
逆に、下り速度が10Mbps以下になってしまった箇所はワイモバイルが12箇所中1箇所、UQモバイルが3箇所だった。また、今回の調査は昼過ぎから夕方にかけて実施しており、MVNOがもっとも苦戦する12時台の結果は取れていない。こちらについてはまた日を改めて調査してみたいと思う。
■人気のハリー・ポッター!平日でも待ち時間は150分
余談だが、人気アトラクションのハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーがこの5月から3Dとなり注目を集めている。調査当日、同エリアに立ち寄ったのは平日の15時ころにも関わらず、150分待ちの行列ができる人気ぶりであった。また、USJでは3日より期間限定で「ワンピース・プレミア・サマー」「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」「バイオハザード・ザ・リアル3」「ウォーター・サプライズ・パーティ」などの新アトラクションもオープン。さらに入場者数が増えそうな勢いだ。
できることなら効率よく園内を回りたいところだが、やはり人気のアトラクションの場合は長時間並ぶ覚悟も必要。そうした待ち時間をストレス無く過ごすためにも、通信環境は非常に重要であると感じた。
RBB TODAY