富士フイルムは8日、次世代店頭プリント受付機「Wonder Print Station」を発表した。

　「Wonder Print Station」は写真店や家電量販店などへの設置を想定した店頭設置型端末で、本日8日より発売を開始する。スマホやメディアをはじめ、FacebookなどのSNSに保存された写真のプリント注文が行える。独自の画像解析技術を用いた「イメージオーガナイザー」によって、読み込んだ写真を解析。上手にとられた写真には星印でスコアを表示してくれる。

　インターフェイスはスマホやタブレットのようなマルチタッチ操作に対応。新機能「PicColla」によってスタンプ、フレームデコレーションなどの画像加工が行える。さらに、画像加工スマホアプリ「DECOPIC」とのコラボデザインも用意した。

　富士フイルムでは昨年2月、東京・原宿に直営写真店「WONDER PHOTO SHOP」をオープン。写真をランダムな配置でコラージュする「シャッフルプリント」を提供してきた。このサービスが若者の間で主に贈り物に利用されていたことをふまえ、同社では写真でサプライズを仕掛けるプロモーション“写プライズしよう”を展開。「Wonder Print Station」を女子会やクリスマス、転職祝いなどのプレゼントに利用することを提案していく。

　プロモーションに伴い、11日からはテレビCM「写プライズしよう。」を全国放映。イメージキャラクターには女優の広瀬すずが起用されている。