NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、スマートフォンなどで利用できるセキュリティサービス「マイセキュア」に、保護者が子どものアプリ利用時間や不健全なサイトへのアクセスを制限できる「ペアレンタルコントロール」機能を追加。10日から提供を開始した。
そもそも「マイセキュア」は、スマートフォン向けのセキュリティサービスで、ウイルスや有害サイトの検知機能などを搭載したサービス。今回、保護者が子どものスマホを管理できる「ペアレンタルコントロール」として3つの機能が追加された。
1つ目は保護者がアクセスを禁止するカテゴリを設定し、そのカテゴリに該当すると判断されたWebサイトへの接続を防ぐ「URLフィルタリング機能」。
2つ目はインストールされたアプリの利用許可/禁止を設定でき、深夜だけSNSの利用を禁止するなど時間帯による制限も可能な「アプリケーションコントロール機能」。
そして3つ目はWebサイトへのアクセス状況やアプリの利用状況を確認でき、あらかじめ登録したメールアドレス宛にブロックされた履歴を通知することが可能な「利用履歴通知機能」となっている。
対応OSはAndroid4.0以上で、今後iOSにも対応する予定。「マイセキュア」あるいは同サービスを含むパッケージサービスを契約することで利用可能になる。
利用料金はAndroid端末1台分のセキュリティサービスの「マイセキュア for スマートフォン」が月額250円、PCを含む3台までサービスを利用可能な「マイセキュア for マルチデバイス」が月額500円(いずれも税別)など。今回の機能追加に伴う料金の変更はない。
防犯システム取材班