発売直後の「iPhone 6s」を用いた通信速度調査レポート。今回は大阪環状線全駅で調査を実施した。測定には「RBB SPEED TEST」アプリを使用、各スポットでそれぞれ3回測定し、その平均値を算出した。
まず環状線19駅全体の下り平均速度は、ソフトバンクが45.89Mbpsで最速。次いでドコモが41.05Mbps。auは26.71Mbpsと2キャリアに差を付けられる結果となった。ソフトバンクは森ノ宮駅にて、今回の調査で唯一の100Mbps超えとなる下り 119.93Mbpsを記録している。一方、上りの平均速度はソフトバンクが19.05Mbps、ドコモは10.98Mbps、auは10.98Mbpsを記録した。
下り速度について各駅ごとの最速キャリアをみてみると、ソフトバンクが19駅中10駅で最速、次いでドコモが7駅で最速、auが2駅で最速となった。
下り30Mbps以上の結果を記録した駅は、ソフトバンクが15駅、ドコモが14駅、auが8駅。さらに50Mbps以上を記録した駅にしぼると、ドコモが7駅で最多、ソフトバンクは5駅、auは1駅だった。今回、ドコモ・ソフトバンクは下り10Mbpsを1度も下回らず、auにしても京橋駅(下り4.74Mbps)を除くとそれ以外は10Mbpsを超えた。環状線内のネットワーク高速化は順調に進んでいるように思える。
RBB TODAY