ビッグローブ(BIGLOBE)は2日、モバイル通信サービス「BIGLOBE SIM」ユーザー向けWi-Fiスポットについて、アクセスポイント数を大幅拡大することを発表した。12月1日より、従来の約5,200か所から、全国77,200か所に大幅拡大する。
従来の「マクドナルド」「東海道新幹線(東京~新大阪間)のN700系車内」に加え、新しいWi-Fiスポットは、「セブンイレブン」「ローソン」「西武鉄道」「東武鉄道」「京王電鉄」「京成電鉄」「ロッテリア」「プロント」「タリーズ」「オートバックス」「イトーヨーカドー」「そごう・西武」「デニーズ」「幕張メッセ」など、広範な店舗・施設に対応。77,200か所での提供は、MVNO事業者では最大級のWi-Fiスポット数だという。
あわせて新しいアクセスポイントは、EAP方式での接続に対応。セキュリティを向上させると共に、接続にかかる時間が短縮される見込みだ。EAP方式に対応していないWi-Fiスポットの利用においてもEAP方式相当のセキュリティおよび接続時間の短縮を、専用アプリ「オートコネクト」で実現するとのこと。
なおこれにともない、「BIGLOBE LTE・3G」エントリープラン/音声通話スタートプラン/ライトSSプラン、「BIGLOBE 3G」全プランの利用者は、2016年2月1日以降、Wi-Fiスポット利用料金が有料となる(1ライセンスにつき 税別250円/月)。利用には有料ライセンスの申し込み手続きとMACアドレスの登録が必要。ライトSプランや12ギガプランは、従来通り追加料金なしでWi-Fiスポットを利用できる。
冨岡晶