ビッグローブ(BIGLOBE)は18日、現在提供中のWi-Fiサービスを強化し、新たに「BIGLOBE Wi-Fi」として2月1日より提供を行うことを発表した。またモバイル通信サービス「BIGLOBE SIM」契約者が利用状況を確認できる「BIGLOBE SIMアプリ」の提供を開始した。
「BIGLOBE Wi-Fi」は、従来BIGLOBE SIM利用者のみに提供していた「Wi-Fiスポット」を刷新し、BIGLOBEの接続コース利用者全体に提供するサービスだ。アクセスポイントについても、全国77,200個所から全国80,000個所に拡大する。BIGLOBEの接続会員でない場合は、月額200円(税別)のBIGLOBEの「ベーシック」コースに加入することで、利用可能。ライセンス方式で、2ライセンス以降の追加ライセンスは月額250円(税別)で提供する。1つのBIGLOBE IDあたり最大10ライセンスまで追加可能。
「BIGLOBE SIMアプリ」は、「BIGLOBE SIM」に関する情報を確認できるアプリだ。BIGLOBEでは現在、Wi-Fi自動接続用のアプリ「オートコネクト」を提供しており、同アプリでデータ通信量も可能となっていた。「BIGLOBE SIMアプリ」では、当月利用した高速データ通信量・残量を確認できるほか、前月の総通信量、直近72時間の利用量、ボリュームチャージ残量も確認できる。高速データ通信容量が一時的に増加するボリュームチャージ申し込みも可能。契約内容の確認と変更にも対応する。iPhone版の「BIGLOBE SIMアプリ」は2016年3月より提供の予定。
「オートコネクト」については、BIGLOBE Wi-Fiのサービス対象コース拡大に伴い、BIGLOBE SIMを利用していないユーザーも想定して、BIGLOBE IDによる認証をサポートしたものにバージョンアップされる予定。2月1日以降、旧バージョンのオートコネクトを利用した場合、通信残量表示、72時間制限、データ通信量グラフなどの機能が利用できなくなる。
冨岡晶