全日本空輸(ANA)は25日、従来より提供している国際線に続き、国内線向けの機内インターネット「ANA Wi-Fiサービス」の提供を開始した。
手持ちのスマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどの無線LAN対応端末から、エンターテイメントコンテンツ(無料)およびインターネット接続(有料)が可能となる。ネット接続は40分プランが550円。フルフライトプラン(出発から到着まで)が1050円。
エンターテイメントコンテンツ(無料)としては、ビデオ番組、オーディオ番組、電子書籍のほか、ANAオリジナル商品などを販売するショッピングサイト「ANA STORE@SKY」を新設する。なお一部ブラウザで閲覧できないコンテンツがあるため、ANA公式モバイルアプリ(iPhone, iPad, Android)の利用を推奨とのこと。
あわせて「ANA Wi-Fiサービス」の開始に合わせ、国内線で初めて、上空でテレビ番組を視聴できるサービス「ANA SKY LIVE TV」も開始。「スカパー!プレミアムサービス」で放送中の「日テレジータス」「日テレNEWS24」「スカサカ!24」の3チャンネルが視聴できる。
羽田発着の千歳、福岡、沖縄路線を中心にサービスを開始。B777-300型機1機から開始し、今後順次展開を広げる。2017年度末までに合計約100機で利用可能となる予定。
冨岡晶