東京メトロは4日、現在提供している訪日外国人向け無料Wi-Fiサービスについて、提供エリアを全駅・車両内に拡大する計画を発表した。
東京メトロは2015年3月時点で、179駅・車両2702両を保有。そのうち108駅構内で、訪日外国人向け無料Wi-Fiサービスを提供している。訪日外国人向け無料Wi-Fiは、2014年12月より提供を開始。NTTBPの認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」にも参画している。
利用時間は3時間/回(回数制限なし)で、SSID名称は「Metro_Free_Wi-Fi」。なお、車両内には、KDDIグループの無料Wi-Fiサービス「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」も導入の予定。こちらはWi2が提供する訪日外国人向け無料アプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」を通じて利用可能。
この無料Wi-Fiサービスについて、6月1日より東京メトロ全駅に拡大。車両内には2016年度から順次導入を進めていく方針だ。
冨岡晶