中古スマホ・タブレットを取り扱っている「ゲオモバイル」では現在、どんなタブレット端末に人気が集まっているのだろうか。北海道から沖縄まで日本全国に展開しているゲオのデータを集約した、最新の販売・買取ランキングを本稿で紹介していこう。調査期間は6月13日から19日までの1週間となっている(データ提供:株式会社ゲオ)。
■“販売”数量ランキングは?
まずは中古タブレットの販売数量ランキングから(以下、金額は「中古A/中古B」の表記※Aは良品、Bはキズあり)。NTTドコモでは第1位が「SHARP AQUOS PAD SH-08E」(12,800円/9,980円)、第2位が「Sony Mobile Xperia Tablet Z SO-03E」(18,800円/14,800円)、第3位が「富士通 ARROWS Tab F-02F」(17,800円/13,800円)、第4位が「Huawei dtab d-01G」(13,800円/9,980円)、第5位が「富士通 ARROWS Tab LTE F-01D」(9,980円/7,980円)という順位になった。
上位10機種のうち、2011年~2014年に発売された富士通のARROWS Tabシリーズが4モデルもランクインしている。2位はXperia Tablet Z SO-03E。見事に1位を獲得した「AQUOS PAD SH-08E」(ちなみに前週も1位)をはじめ、日本企業のタブレットが健闘している。
auでは第1位が「京セラ Qua tab 01 KYT31」(12,800円/9,980円)、第2位が「ASUS MeMO Pad 8 AST21」(10,800円/8,580円)、第3位が「Sony Mobile Xperia Z2 Tablet SOT21」(21,800円/16,800円)、第4位が「SHARP AQUOS PAD SHT22」(12,800円/9,980円)、第5位が「SHARP AQUOS PAD SHT21」(9,980円/7,980円)。ちなみに6位から10位はすべてAppleのiPadシリーズが占めている。中古良品の「中古A」の販売価格で比較すると1位~5位が9,980円~21,800円なのに対し、6位~10位は21,800円~49,800円。auの中古タブレットではいま、コスパの良い製品が注目されているようだ。
ソフトバンクでは第1位が「Apple iPad 2 Wi-Fi+3G 64GB」(21,800円/16,800円)、第2位が「Apple iPad Air 2 <第6世代> Wi-Fi+4G 16GB」(39,800円/31,800円)、第3位が「Apple iPad <第3世代> Wi-Fi+4G 32GB」(21,800円/16,800円)、第4位が「Apple iPad Air <第5世代> Wi-Fi+Cellular 16GB」(32,800円/25,800円)、第5位が「Apple iPad 2 Wi-Fi+3G 16GB」(17,800円/13,800円)となっている。ソフトバンクのタブレットでは、7位に「SAMSUNG GALAXY Tab4」(10,800円/8,580円)がランクインしたほかは、すべてAppleのiPadシリーズが占めた。
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■“買取”数量ランキングは?
続いて、中古タブレットの買取数量ランキングを紹介する。NTTドコモでは第1位が「富士通 ARROWS Tab F-02F」(7,000円/4,200円)、第2位が「Huawei dtab d-01G」(4,500円/2,700円)、第3位が「Sony Mobile Xperia Tablet Z SO-03E」(8,000円/4,800円)、第4位が「Huawei dtab compact d-02H」(10,000円/6,000円)。なかでも、第5位の「Apple iPad mini4 Wi-Fi+Cellular 16GB」(24,000円/14,400円)は、ベスト10のなかでも最も高額で買取される端末となった。
auでは第1位が「京セラ Qua tab 01 KYT31」(3,300円/2,000円)、第2位が「Apple iPadAir2 <第6世代> Wi-Fi+4G 16GB」(20,000円/12,000円)、第3位が「Huawei Qua tab 02 HWT31」(4,000円/2,400円)、第4位が「Apple iPad mini Retinaディスプレイモデル <第2世代> Wi-Fi+Cellular 16GB」(13,000円/7,800円)、第5位が「ASUS MeMO Pad 8 AST21」(4,000円/2,400円)となっている。auのベスト10のなかで最も高額な買取額となったのは、第6位の「Apple iPad mini4 Wi-Fi+Cellular 16GB」で、22,000円/13,200円。
ソフトバンクでは第1位が「Apple iPad Air <第5世代> Wi-Fi+Cellular 16GB」(17,000円/10,200円)、第2位が「SAMSUNG GALAXY Tab4」(5,500円/3,300円)、第3位が「Apple iPad <第3世代> Wi-Fi+4G 64GB」(13,000円/7,800円)、第4位が「Apple iPad Air 2 <第6世代> Wi-Fi+4G 16GB」(20,000円/12,000円)、第5位が「Lenovo TAB2 501LV」(4,000円/2,400円)となった。なお、ベスト10のうち、最も高額な買取額だったのは第10位の「Apple iPad Air 2 <第6世代> WiFi+4G 64GB」(28,000円/16,800円)。
■SIMフリー端末の販売・買取ランキングは?
最後に、SIMフリーのタブレット端末について。まずは販売数量ランキングを紹介しよう。第1位が「Apple iPad mini <第1世代> Wi-Fi 16GB」(20,800円/16,800円)、第2位が「Google Nexus7 [2012]32GB」(10,800円/8,580円)、第3位が「Apple iPad mini Retinaディスプレイモデル <第2世代> Wi-Fi 16GB」(22,800円/17,800円)、第4位が「Google Nexus7 [2013]16GB」(14,800円/11,800円)、第5位が「Google Nexus7 [2012]16GB」(9,800円/7,780円)という結果。
続いて買取数量ランキングを紹介する。第1位が「Apple iPad mini <第1世代> Wi-Fi 16GB」(10,000円/6,000円)、第2位が「Google Nexus7 [2012]32GB」(4,500円/2,700円)、第3位が「TOSHIBA A204YB」(5,000円/3,000円)、第4位が「Google Nexus7 [2012]16GB」(4,000円/3,000円)、第5位が「Apple iPad mini Retinaディスプレイモデル <第2世代> Wi-Fi 16GB」(12,000円/7,200円)という順位になった。
SIMフリーのタブレット市場でも、やはりAppleのiPadシリーズは根強い人気だ。また、販売・買取いずれのランキングにも上位にGoogle Nexus7が入った。出荷台数の高さがうかがえる。
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近藤謙太郎