LINEは26日、iOSアプリ「LINE」のバージョン 6.4.0を App Store 上で公開した。

　バージョン 6.4.0 には、決済サービス「LINE Pay」のパスワード桁数変更など、複数の変更点が存在するが、なかでも注目は、iCloudにトーク履歴を保存することができるようになったことだ。

　「LINE 6.4.0」をインストールまたは、既存アプリをアップデートすると、「トーク履歴をバックアップすることができるようになりました」とのポップアップが出現する。「バックアップする」を選択すれば、「トークのバックアップ」画面に遷移するので、「今すぐバックアップ」をタップすれば、iCloudへのバックアップが開始される。iCloudへのトーク履歴のバックアップはこれだけで終了だ。

　もちろん、ポップアップ画面で「今はしない」を選択しても、後からバックアップすることが可能だ。方法は、画面上部に表示されている歯車マークをタップし、「設定」画面に移動。少し下にスワイプして「トーク・通話」を選択すれば、「トークのバックアップ」が現れるので、これをタップ。すると、先の「トークのバックアップ」画面が出現するので、あとは先述と同様の方法でバックアップが完了する。

　無料の通話・チャットアプリ「LINE」はiPhoneを新しく買い換えた際や、万が一紛失した場合、トーク履歴が消失してしまうが、今回の機能を利用してLINEを再インストールすれば、大切なトーク履歴を復元することが可能となる。