※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

アプリ版はこちら

【体験レポート】格安SIMで月額1815円の支払いに!

2016-07-12 12:00:29
 前回(2回目)のレポートでは格安SIMに乗り替える手順や、使用を開始してから40日を経過した時点でのデータ通信の料金や通信状況をお伝えした。料金の安さは抜群だが筆者の端末(GALAXY S5)に限ってLTE回線に接続するものの不意にモバイルネットワークから切断されたり、テザリングだけ使用不可になってしまったりと小さな問題を抱えたと伝えた(同時に乗り替えた家内の端末は快適に通信できている)。

 そのレポートを投稿した直後にこの問題についてもう一度ネットワーク接続の設定内容を見直してみようと「mineoご利用ガイド」を読み返してみたところ「端末によって一部の手順が異なる」との記述とともにQRコードとWebページのURLが記してあった。

 さっそくリンク先を開いてみると、A(au)プランかD(docomo)プランの区分に続いてメーカー別、機種順に具体的な設定内容までたどり着ける構成になっている。筆者は迷わずSAMSUNG GALAXY S5 【SCL23】の該当ページを。すると、やはりCPA接続ではなくてAPN接続でリンクする設定内容が記載されていた。筆者がセットした「APNタイプ」の設定内容とは少し異なっており、ここは素直に指示通りの内容に変更してメニューの中の「保存」をタップして更新した。念のため端末を再起動させてデータ通信回線(4G)の接続状況を確かめてからブラウザを起動させてみるとあっさりWebに接続できた。ただし、これは元々の設定でも接続できていたので当然なのだが、一番の課題はテザリングが使えるか否かである。

 ちなみに筆者は、この端末以外にARROWS F-01Dというアンドロイド・タブレットも所有している(SIMカードは未装着でWi-Fi接続必須の端末)。従来(au契約時代)は、カーナビ非搭載の車で出かけるときに双方をテザリングで接続し、タブレットを簡易ナビ代わりに使用してとても重宝していた。ところが格安SIMに乗り替えてテザリング接続に不調をきたしてからは少々不便な思いをしている。

 すぐさま端末の「設定」からテザリングを有効にセットして上述のタブレットで端末のSSIDを探してみるとすでにリストアップされていた。ここまではとても順調で、そのリストから端末のIDをタップして必要なパスワードを入力するとタブレット上に、接続したステータスが表示された。

 なお、先のレポート(2回目)を編集部へ送る際にあえて端末から転送してみたが、14.2MBのファイルをだいたい60秒ほどで上げきった。今回は比較的写真の枚数が少ないので1分で送れたけれど写真の枚数が多くなると転送時間が長くなるだろうからリンクが途切れないか少々心配だ。

■格安SIMライフの通話料金状況は?

 筆者の契約した格安SIM(mineo)の090通話料請求金額についてだが、今年4月29日にauから乗り換えて今月で3ヵ月目に入った。

 実は090通話料金の支払いは今月が初めてで、5月分の料金が請求されてくる(厳密には4月分はゼロ円なので6月は請求が無かった)。では、料金の詳細をみてみよう。Webでmineoのマイページにログインすると「mineo通話明細」から各月の090通話のみの請求詳細が表示されるようになっている。筆者の5月の090通話料金は、5通話で237円と当初予想していた金額(1,500円程度)をだいぶ下回った金額になっていた。

 これは「格安SIMに乗り替え」を契機に多少の「心がけ」と「工夫」が功を奏した結果かもしれない。ちなみにauもmineoも契約内容次第では、単時間当たりの通話料金は同じ課金率である。

※mineoの国内通話料20円/30秒に対して、auのLTEプランでは他社携帯電話・固定電話等宛が終日30秒/20円と同額だ。

 では、その心がけと工夫とは、やはり「料金節約」を念頭に置いてできるだけ課金率の高い音声通話は避けること。たとえば通話をタップしてもいきなり発信しないように「本当に発信しますか?」と聞いてくるアプリ(発信確認 Call Confirm)をスマホにインストールしてみた。このアプリは筆者には結構効果があって有料通話を一瞬ためらうことができた。またスマホが勝手に発信しないための防止策にもなっている(誤発信防止)。そうして急ぎの通話以外は可能な限りLINEやメッセンジャーなどのSNSアプリを使って無料通話で話すようにした。加えて1通3円のショートメールも極力使わないか必要なら最小限度に留めている。その他には折り返し通話を節約するために着信したら早めに電話に出るようにした。

 こんな節約術を駆使して今回は、過去に支払っていた千数百円の090通話料金を5分の1から6分の1に抑えられた計算になる。

 結局、筆者が支払う携帯料金の内訳は次の通りだ。

【筆者使用の端末分】
デュアルタイプ(3Gコース)基本料   1,630円
複数回線割引(デュアルタイプ)     -54円
090通話料(5月分)           237円
ユニバーサルサービス料(mineo)     2円
合計(1)               1,815円

【家内の端末分】
デュアルタイプ(3Gコース)基本料   1,630円
複数回線割引(デュアルタイプ)     -54円
090通話料(5月分)           151円
ユニバーサルサービス料(mineo)     2円
合計(2)               1,729円

合計(1)+合計(2)=3,544円
内消費税相当額 262円
7月度支払合計金額=3,544円

 そして先月(6月)からもう一つの節約術として050通話アプリ(LaLa Call)を使い始めたので次回にレポートしよう。
鈴池和久

News 特集

 MM総研は9日、2015年における携帯電話(フィーチャーフォンとスマートフォン)端末の国内出荷台数に関する調査結果を発表した。総出荷台数は前年比6.6%減の3,577万台。2012年から3年連続で減少が続いている。 [...]
全て見る

Cars 特集

 ファナティックは9日、宮城県大和町にドローン・マルチコプター専用練習場「ブーメラン」をオープンすることを発表した。 [...]
全て見る

Trucks 特集

 MM総研は9日、2015年における携帯電話(フィーチャーフォンとスマートフォン)端末の国内出荷台数に関する調査結果を発表した。総出荷台数は前年比6.6%減の3,577万台。2012年から3年連続で減少が続いている。 [...]
全て見る

Equipments 特集

 Amazon.co.jp(アマゾン)は4日、「Amazonお酒ストア」内の「Amazonワインストア」において、 専門家がワインを選んでくれる新サービス「Amazonソムリエ」の提供を開始した。 [...]
全て見る