Twitterは現地時間1日、買収した消費者向けモバイルアプリのスタートアップYes Inc.(以下、Yes)のKeith Coleman最高経営責任者(CEO)を、プロダクト担当ヴァイスプレジデントとする人事を決めた。
Coleman氏と、Yesの6人の従業員はすべて、製品デザイン担当の役割で、Twitter社にジョインする。特に、Coleman氏はTwitterアプリのリーダーシップを引き継ぐことになる。
今回の買収について、Twitterの広報は海外メディアRe/Codeの取材に対し、取引条件についてコメントすることを拒否した。
2013年後半のIPO以来、経営不振に悩むTwitter。特にここ2年間はユーザーベースの拡大に苦しんでおり、Coleman氏が担う役割はシリコンバレーで一番タフなものであるとする海外メディアもある。伸び悩みの一因として、初心者が扱いづらい点も挙げられているが、同氏はそうした問題を解決し、Twitterを窮地から救うことはできるのだろうか。
Tsujimura