Evernoteは現地時間17日、iOS向けアプリ「Evernote」のバージョン 8.0を公開した。

　メジャーアップデートとなったバージョン 8.0では、”スピードと使いやすさ”という点が重要視されている。たとえば、画面下のタブバーから、アプリの主要セクションに素早く移動でき、アイデアを簡単にノートに記録することができるほか、ノートリストのオプションから3 種類の表示サイズが選択可能となっているなど、ノートのプレビュー表示が刷新され、画像などのコンテンツからノートを特定するのが簡単になっている。

　また、ノートブック間の移動が高速化し、必要な時にすぐにアクセスができるようになっている点も特徴だ。画面上部のノートブック名をタップすると、他のノートブックが一覧表示されるようになっている。

　さらに、「＋」ボタンが多機能となった。「＋」ボタンをタップすることで、ノート編集画面に直接移動できるようになっているほか、長押しでその他の新規ノート作成オプションを表示できるようになっており、また長押し＆ドラッグによって「音声」「写真」「リマインダー」ノートを作成することができるようになっている。書式設定のオプションが充実し、字のフォントサイズを「大」「中」「小」の 3 段階から選択になっている点や、文字色の変更が可能となった点も、編集の際に便利だ。

　Evernote Businessを利用しているユーザーは、「アカウント」タブからビジネスと個人のアカウント間を自由に移動することもできる。

　Evernoteのバージョン 8.0は、iOS 9.3以降を搭載したデバイスで利用可能。すでに、App Storeで入手可能となっている。