Appleは現地時間12日、新製品発表イベントにおいて「Apple Watch Series 3」を発表した。同製品にはスタンドアロンでモバイルデータ通信が可能な「GPS + Cellularモデル」も用意されているが、国内大手3キャリアはすでに、同製品の取り扱いに加えて対応プランを発表している。
auは、「ナンバーシェア」サービスを展開すると明らかに。同サービスを利用することにより、iPhoneとペアリングしていないApple Watch Series 3でも、iPhoneと同じ電話番号を使用した通話やLTEデータ通信が可能になる。月額は350円 (税別)で、2018年12月31日までに同サービスに加入すると、月額利用料が最大6ヵ月間無料となるキャンペーンも展開される。
NTTドコモは、auと同様のサービスを「ワンナンバーサービス」という名称で展開すると発表。同社の月額利用料は500円(税別)で、こちらも2018年3月31日までに同サービスに加入すると、月額利用料が180日間無料になる特典が用意されている。
ソフトバンクは、唯一サービス名称を明らかにしていないものの、同様のサービスを月額350円(税別)で展開すると発表している。『本オプションサービスを無料で利用できるキャンペーンを実施します』と伝えてはいるものの、そのキャンペーン内容は明らかにされていない。
最後に、このところ利用者が増えている格安SIMだが、現状を総括すると、格安SIMでApple Watch Series 3の「GPS + Cellularモデル」を利用できる可能性は低い。業界大手のIIJmioは13日にTwitter上で、『MVNOでの利用ができない可能性もありますが、ご了承ください』と呼びかけている。
Tsujimura