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手元のスマホで簡単VR!家庭用VRゴーグルを選ぶポイントは?

2018-01-11 12:27:35
 皆様こんにちは。折原あやのです。

 ビックカメラが大好きな私が、実際に普段売り場に出ているスタッフの方に色々と話を聞いて、買い物の参考にしてもらおう!というこの企画。2回目となる今回は「VRゴーグル」の売り場を見ていきたいなと思います。

 最近よく耳にする「VR」ですが、スマートフォンをセットして覗くだけで簡単にVRコンテンツを体験できる「VRゴーグル」が多数登場しています。実際にお店に行ってみると、思ったよりも多くの商品が並んでいてびっくり!何をポイントに選べばよいのでしょうか。お話を聞かせていただくのは前回に引き続きビックカメラ新宿西口店、モバイル製品担当の田中さんです。

 それでは早速参りましょう!!



 実は私、VRはゲームセンターにあるVRゲームでしか体験したことがありません。なので基礎から色々と学んでいきたいなと思います。



 スマホで見るVRを覗いてみる折原。おぉ~こんな感じなんですね!結構迫力がありますな。



 こちらは、ビックカメラさんにあるVRゴーグルの比較表です。結構分かりやすく分類されてるな…さすがです!ゴーグルを選ぶ上での基本はこの表に詰まっているといっても過言ではありません。ヘッドバンドの有無、重さ、グラスの数(一眼か二眼)なんかが記載されています。二眼のものは3D(立体視)に対応しているとのこと。

 それと、対応しているスマホの種類とサイズも記載されているので、まずそこだけはきちんと確認しておきましょう。

■ゴーグルの素材で選ぶ

 上記を踏まえつつ、その他のポイントを見ていきます。VRゴーグルを見ていて気になったのは、ダンボールからプラスチックまで様々な素材で売られているんだなということ。装着したときの安定感だったり、折りたためてコンパクトにできたり、素材によって違ってきます。スマホ用VRゴーグルの仕組みは、専用のレンズを通してスマホの画面を見る、というシンプルなものなので、周りの素材自体は基本的になんでもアリなのかもしれません。



 こちら中段は、VRで有名な会社「ハコスコ」から発売されているダンボール素材のVRゴーグル。強度はありませんが、軽いです。コンパクトに折りたたむことも可能で、お値段も優しめ。最初のお試しとして、お手軽でいいのではないでしょうか。



 こちらの中段にあるのはどうやら合皮素材でできた「エレコム」のVRゴーグル。こちらも折りたたんでコンパクトに持ち運ぶことができるようです。



 種類が多かったのがプラスチック素材のVRゴーグル。なんだか一番典型的なものに感じます。ヘッドフォンがついているものもありました。段ボールと比べるとやや重いですが、安定感があり、耐久性に優れています。

■没入感・臨場感の決め手は視野角?

 田中さんによると「VRゴーグルを購入する際にもっとも重要なのは視野角です。臨場感や没入感が変わってきます。ちなみに人間の視野は両目で120度と言われています」。なるほど、確かに視野角が狭いと臨場感が少し減る気がします。ただし、「視野角を公表している製品としていない製品があります」とのことで、店頭で見た限りは非公表の製品も多かったです。



 ビックカメラでは値札のところに視野角も記載されているのですが、非公表の製品が多いですね。。。実際につけてみるしかなさそうです。

■長時間使うならクッションの違いも気にしたい

 こちらも結構重要!「長時間装着する場合、クッションの違いで疲れや痛みが変わってきますので重要な点になってきます」とのこと。試してみると、クッションの素材感、厚みによってつけ心地が全然違う!…ので、できれば店頭で試してみてから購入された方が良さそうです。



 クッション面がこちら。



 装着してみました。こちらの商品はクッションがしっかりしている気がしました。

■メガネをかけたまま使える?

 なお、メガネをかけている場合に、快適に使えない製品もあります。メガネに対応しているかどうかは、値札のところに表記されていますので参考にしてみてください。

■気になったVRゴーグルは?

 ここからは、個人的に気になったVRゴーグルをいくつかピックアップして、そのポイントも合わせて紹介していきたいなと思います。





 まずはこちら、Hamee(ハミー)の「VR SHINECON(ヘッドフォン付き)」4,990円(税抜)。プラスチック素材でクッションもしっかりしていて、さらにヘッドフォンがくっついているものになります。ヘッドフォンのクッションも結構厚みがあるので耳が痛くなりにくいなと思いました。ただし、ヘッドフォンがある分、ちょっと重め(580g)です。



 続いてはこちら、ミヨシ「VR-G01WH」1,870円(税抜)。こちらもプラスチック素材でクッションがしっかりしていました。装着するゴムも幅がしっかりとあってつけやすいです。重さは365g。このくらいであれば長時間装着しても疲れにくいと思います。視野角は85~95度でした。



 こちらはセット内容が変わっていて気になりました。「DMM.comVR動画スターターセット」2,980円(税抜)。ゴーグルの製造はInfoLensという会社。DMMで使える1,000円相当の動画ポイントがついているので実質1,000円オフで購入したことになるお得なセットです。DMMではさまざまなジャンルのVR動画を2,500本以上そろえているとのことで、とりあえず、VRを体験してみたい人にはオススメなセットになっています。

■売れ筋TOP3は?

 ここまで、スマホを利用するVRゴーグルについて見てきました。最後に、ビックカメラ新宿西口店の売れ筋TOP3を確認していきたいと思います。※ランキングは2017年12月20日時点のものです



 売れ筋1位はこちら!エレコムの「P-VRG03」2,760円(税抜)。目の幅調節・ピント調節機能を搭載している本格派。



 ここにスマホをセットします。



 そう、私が先ほど装着していたのもこの商品でした。重さは約306gで、クッションがしっかりしているので長時間つけても大丈夫そう。



 2位はこちら。またしてもエレコム製の「P-VRGEI01」4,620円(税抜)。巻き取り式のイヤホン一体型になっていて、音質にもこだわっているそう。目の位置調節やピント調節機能も搭載。装着した状態で、映像の再生・停止や音量の操作もできてしまいます。



 3位はこれ!ハコスコの「ハコスコDX(デラックス)」2,480円。段ボールタイプがおなじみのハコスコさんですが、こちらはプラスチック製にヘッドバンド付き。172gということで、段ボール製よりはさすがに重いものの、他のプラスチック製ゴーグルと比べるとかなり軽いです。



 VRゴーグル、いかがだったでしょうか?ビックカメラで取り扱っている種類の多さに驚きました。というか、そもそも家庭用VR製品自体がこんなに多いなんて!まだまだマニア向けの製品かと思っていましたが、お手ごろな価格のものも多く、自分のスマホが対応していればすぐに使えるので、ぜひ一度試してみてください!

※本文中の商品価格はビックカメラ 新宿西口店 12月20日時点のもの。
折原あやの

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